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福岡レッスンへ
こんにちは。長崎市のピアノ教室スタジオアポロ主宰の野中です。
先日、師事している先生のもとへレッスンを受けに福岡まで行ってまいりました。
本番前には生徒さんの演奏も見ていただいていますが、私自身もこうして定期的に学びの時間を持ち改めて音楽や指導と向き合うようにしています。
現在、教室では発表会を終え新しい年度に向けた準備の時期に入っています。
私たち講師にとってはこの時期は少し立ち止まって基礎を見直す大切な時間でもあります。
今回は演奏表現を深めるレッスンとあわせて指導についても改めて丁寧に学ばせていただきました。
「魅力的な音って、どうしたら生まれるんだろう?」
「この抑揚はどの指の使い方から整えていくといいんだろう?」
そんなふうに一つひとつ考えていくと、最後はやはり指一本一本の使い方へとたどり着きます。
そこで今回はテキストよりも前の指の動かし方から先生にご相談させていただきました。
レッスンでは生徒さんが使っている教材を持参し指の支え方や筋肉の使い方、導入のタイミング、言葉のかけ方、
さらには発達段階に合わせた教材選びまで、本当に細やかに教えていただきました。
学ぶたびに感じるのはアコースティックピアノという楽器の繊細さです。
一音一音を丁寧に聴くこと。 同じことを繰り返すこと。
その中で、ほんの少しの変化に気づいていくこと。
小さなお子さまにとっては、こうした積み重ねが少し地味に感じられることもあるかもしれません。
それでも、ある日ふと「あれ?弾けるようになってる」と感じる瞬間がやってきます。
自分の指で音が歌っているように感じられたとき、 ピアノはぐっと楽しくそして面白いものに変わっていきます。
だからこそ私はただ楽しいだけの時間ではなく、その先にある「できるようになる喜び」も大切にしたいと考えています。
もちろん、レッスンは決して張りつめたものではありません。
子どもたちの笑顔や驚き、「できた!」という瞬間を一緒に喜びながら進めています。
その笑顔が、「分かった」「できた」という実感から生まれるものであったら嬉しいな、といつも思っています。
舞台の上で自分の音に責任を持って立つ姿。
少しずつ積み重ねてきたからこそ感じられる自信。
そうした経験は、ピアノの中だけでなくこれからの成長の中でもきっと支えになっていくはずです。
私自身も、まだまだ学びの途中です。
今回教えていただいたことをしっかりと自分の中で深め、生徒さん一人ひとりに、より分かりやすくより楽しくお伝えできるようこれからも丁寧に学んでいきたいと思います。


